■生花のプレゼント

母親は、家族を支えてくれる頼もしい存在です。誕生日には感謝と労いの気持ちをこめてプレゼントを贈りたいものです。母親に贈る花と言えば、母の日の赤いカーネーションを贈るのが主流ですが、誕生日ではもっと自由に好きな花や色を選べます。「お母さんのために」という心遣いをする子供からのプレゼントなら、特に花好きの方でなくても、喜んで受け取ってくれるでしょう。

しかし生花は嬉しい反面、悩ましいところもあります。こまめに水を取り替え、枯れた花や葉は取り除き、周りに散った花粉を掃除する手間が発生します。鉢植えは土があるので、カビや虫の心配をしなければいけません。そんなお悩みを解決してくれるのが、お世話のいらないプリザーブドフラワーです。忙しい母親への誕生日プレゼントにピッタリです。

■お母さんの手を煩わせないプリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは生花から水分を抜き、代わりに保存液を吸わせたものです。同じく水分を抜いて作るドライフラワーと違って、瑞々しさや質感は生花と変わりません。それでいて水やりの必要が無く、生花よりもずっと長持ちします。湿度や直射日光に弱いので、置き場所さえ気をつければ3年以上持たせることも可能です。

唯一の手間として、付着したホコリをこまめに払う必要があります。ホコリが湿気を吸って、プリザーブドフラワーが傷む恐れがあるからです。母親がそれを億劫に感じるなら、オプションでクリアケースを付けられるので付けてあげましょう。

水がいらないプリザーブドフラワーは、自由にアレンジメントできます。フォトフレームにあしらえば、家族写真など好きな写真と一緒に飾りつつ、簡単にホコリも払うことができます。これなら母親の手を煩わすこともなく、家族の思い出をいつでも思い出すことができますよね。

■お母さんの好きな色でアレンジメントして贈ろう

母親をはじめ女性に花を贈るなら、バラのように花びらが多い「多弁咲き」の花が、ボリュームたっぷりで見た目も華やかなのでおすすめです。他にもガーベラやヒマワリ、トルコキキョウ、もちろんカーネーションもいいでしょう。

プリザーブドフラワーは、着色液に浸して好きな色を付けられます。既存のアレンジメントでは、バラやガーベラは無料で色を変えられるので、母親の好きな色だけでまとめることができます。現実には無いパステルカラーや、高齢の方にも好まれるパープルの花も好き好みに合わせて選べるのです。他にもラメをかけたり、誕生石のスワロフスキーを飾ったり、リーフにメッセージを入れたりするサービスを利用すれば、よりオリジナルの誕生日プレゼントになるでしょう。