■新築だからこそ汚さないプリザーブドフラワーが最適

親しい人が新居で暮らし始めた時は「新築祝い」を贈ります。新築であれば一戸建てでもマンションでも「新築祝い」です。中古のマンションを購入したり、賃貸に移り住んだりする場合は「引っ越し祝い」になります。

住む人にしてみれば、新しいからこそ、できるだけきれいな状態を保ちたいものです。生花は明るく彩ってくれますが、水やりが必要で、花粉や枯れた花びら・葉が落ちたりします。鉢植えは土が虫の発生源になるかもしれません。臭いも好き嫌いが分かれます。

「プリザーブドフラワー」なら、水分を抜いて保存液を吸わせているので、水やりの必要はありません。土も不要です。花粉や臭いは作る過程で取り除かれます。新居でも汚す心配がなく、インテリアとして気軽に飾れるでしょう。

■新築祝いにはどんなプリザーブドフラワーを贈ればいい？

新築祝いは、半月から1か月以内に届けるのが理想です。新居に招待されたタイミングで持参しても良いでしょう。手元に取り寄せてから届けるまで日にちが空いても、プリザーブドフラワーは萎れないので安心です。自分で熨斗（のし）を付けるなら、紅白の蝶結びを選びましょう。

相場は、友人や仕事上の付き合いなら5,000円から10,000円くらい。家族ならそれ以上でもいいでしょう。この価格帯になると花の数が多くてボリュームがあるアレンジメントを選べます。使う器もスタンドやフォトフレームなど豪華に演出できます。

あまり場所を取りたくない場合は、オプションを駆使してみましょう。ラメかけやスワロフスキーの装飾を追加すれば、キラキラ好きの女性に喜ばれそうです。花びらや葉っぱにメッセージをプリントしてあるアレンジメントもあります。クリアケースを付ければ、ホコリをはらうのが簡単で、ちょっとした気配りになります。

■新築祝いのタブーと相手の好みに気をつけて！

プリザーブドフラワーは、自由に好きな色を付けられます。青や緑など現実には無い花も作れます。けれども新築祝いに「赤」はタブーです。火と同じ色なので、火事を連想させるからです。「黄色」のバラやカーネーションも、「嫉妬」や「軽蔑」という花言葉があるので避けた方が無難です。花を選ぶ際は、花言葉にも注意してみましょう。

アレンジメントに、これと言ったタブーはありませんが、壁掛けのように穴を空けなければ飾れないものを贈る時は、相手に確認した方が良いでしょう。プリザーブドフラワーがあしらわれた時計やフレームのほとんどは、置いて飾ることもできます。