プリザーブドフラワーとドライフラワーは何が違うの?それぞれの特徴を確認|プリザーブドフラワー専門店【フィサリス】

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プリザーブドフラワーとドライフラワーは何が違うの?それぞれの特徴を確認


■プリザーブドフラワーはドライフラワーの一種

イラスト

花の命は短いものです。1週間ほど経つと、ほとんどが枯れてしまいます。そこに手を加えて、長く楽しめるようにしたのが「ドライフラワー」です。その歴史は古く、ギリシャ神話にも登場し、古代エジプトではミイラの冠にも使われていました。


これに対して、花から一度水分を抜き、代わりに保存料や着色料をしみこませて長持ちできるようにしたのが「プリザーブドフラワー」です。1980年代のヨーロッパで製法が確立されてからは、生花の魅力を長く楽しめるので、大人気となりました。


この二つは見た目からして大きく違いますが、どちらも花の水分を抜いて作るのは同じです。そう考えるとプリザーブドフラワーはドライフラワーの一種と言えるでしょう。実際にグリセリンを吸わせながら自然乾燥させる方法は、少しでも花の色を鮮やかにするために、古くから行われていました。


■プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い

プリザーブドフラワーは瑞々しくて鮮やかなのが特徴です。これは水分の代わりにしみこませた保存料による効果です。保存状態が良ければ最大で10年ほど持ちます。作る過程で好きな色を付けられて、柔らかいままなので自由なアレンジメントが可能です。その代わり、自分で作るのは専用の道具が必要で、手間もかかります。


一方、ドライフラワーは生花を自然乾燥させるだけなので、作るのは簡単です。2週間ほど風通しの良いところに吊るしておけば完成します。ただし、水分が失われているので色あせしやすく、柔軟性に欠けて壊れやすいというデメリットがあります。花ならではの魅力を楽しめるのは、せいぜい3か月くらいです。


ただし、ドライフラワーの特徴であるセピアカラーのアンティークな風合いを好む人もいます。またプリザーブドフラワーとは違い、花本来の香りは仄かに残るので、これを袋に詰めて「ポプリ」としても楽しめるのです。


■プリザーブドフラワーとドライフラワーの共通点

プリザーブドフラワーとドライフラワーでは性質が大きく違いますが、どちらも乾燥させて作るので、湿気に弱いという共通の特徴があります。プリザーブドフラワーは色がにじみだし、ドライフラワーも壊れやすくなるのです。特にほこりが付くと、さらに水分を吸収しやすくなるので、こまめに払ってあげましょう。


また、どちらも桜やコスモスのように花びらが薄いと作りづらい、という共通点もあります。乾燥によって花びらが散りやすくなるからです。もっとも、水分を抜く時にシリカゲルなどの乾燥材に埋めるなどして、花びらだけを活用する方法もあります。